根管治療、顕微鏡歯科治療の専門医がいる熊本の歯科クリニック

熊本市中央区上通町7-10 上通パレス草人木2F

TEL: 096-288-4184

Newsお知らせ

親知らずの移植

歯を移植できることはご存知でしょうか。

 

簡単に言うと、虫歯や歯が折れたなどの理由で抜歯せざるを得なくなった場合に、抜歯した穴にご自身の親知らずを移植して補う方法です。

専門的には『歯牙移植』と呼びます。

 

残念ながら抜歯しか方法がないとなった場合、普通は以下の方法を提案されることが多いと思います。

 

❶両隣の歯を削ってブリッジ

メリット:自分で取り外しをしなくて良い

材質を選ばなければ保険適応

デメリット:両隣の歯を削る必要があり、支えとなる歯への負担が大きくなる

虫歯や歯根破折、歯周病になりやすくなる

 

❷取り外し式の部分入れ歯を入れる

メリット:両隣の歯を削る必要がない

見た目が自然な入れ歯もある(保険適応外)

デメリット:毎食後、取り外して清掃が必要

入れ歯のバネがかかる歯に力がかかる

歯茎が痩せていたりすると痛みを感じることがある

 

インプラント

メリット:骨に人工歯根を埋め込むので、しっかり噛める

見た目も普通の歯があるように見える

デメリット:外科処置が必要 保険適応外

噛める状態になるまで時間がかかる

 

④抜いたまま何もしない

 

これに加えて、

ダメになった歯の代わりに、親知らずを移植する 歯牙移植 という方法があります。

移植できる健全な親知らずがあって、それが抜歯となってしまった歯の代わりになるとしたらどうでしょうか。

もともとの状態と同じとはいかなくても、自分の歯で補えるというのはとても気持ちが良いですね。

 

 

<一般的な治療の流れ>

(1)保存不可能な歯を抜歯

 

(2)状態の良い親知らずを抜歯して(1)で抜いた穴に戻します

(3)糸で縫って固定

(4)翌日消毒

(5)移植後、約1週間経過してから抜糸、隣の歯とボンドで固定

(6)移植後1ヶ月を目安に根管治療を開始

(7)数回の根管治療を経て、根管充填

(8)かぶせ物の型とり

(9)かぶせ物を装着して隣の歯との隙間を埋めたり、上下の歯でかみ合うように調整します

(10)定期的なメインテナンスで虫歯や歯周病にならないようにします。

 

 

当院では初診時に全体の歯の状態を見て、将来抜歯になる可能性がありそうなときは、できるだけ親知らずを保存するよう勧めています。

 

この歯牙移植の最大のメリットは自分の歯であり、抜歯~移植~被せ物まで全て保険が適応されるということ。

※(3割負担で総額約1万 円程度)

 

但し、適応されるには抜歯する歯の種類や、骨の状態、親知らずの状態によりますので、ご自身が移植適応なのかどうか気になる場合はお早めにご相談ください。

 

残した方が良い親知らず、抜いた方が良い親知らずのアドバイスも行なっております。

開院1周年 ご挨拶

佐藤歯科クリニックは平成29年6月1日に開院し、本日無事に1周年を迎えることができました。

これも佐藤歯科クリニックに来院してくださる患者様と、共に時間を共有してくれているスタッフの力があってこそだと思います。本当に皆様ありがとうございます。

これからも皆様のお口の健康を守っていけるように日々努力してまいります。

平成30年6月中旬には、皆様にご好評いただいております歯科用顕微鏡 pro ergo をさらに1台特診室に新たに導入し、歯科用顕微鏡2台体制で診療を行えるよう準備を進めているところです。

日々の診療で副院長が毎日使用している歯科用顕微鏡ですが、同じ歯科医師として恥ずかしながら開業して初めてその顕微鏡の治療にふれ、歯科医師としての世界がさらに広がりました。

これからも皆様に選ばれる歯科医院でありたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

平成30年6月1日

佐藤歯科クリニック 院長 佐藤邦彦

根管治療はとても大切な基礎治療

当院は根管治療に力を入れております。

 

 

根管治療についてのお問い合わせが増えておりますので、当院で行なっている根管治療についてご説明させていただきます。

 

 

 

まず、根管治療とは一般的に「神経の治療」とも言われています。

 

虫歯が進行して歯の神経を抜かなければならなかったり、神経を抜いた後の根管(神経が入っていた管)に感染源が残っていたりして根の先に膿が溜まった状態の歯を治療することを、根管治療と言います。

 

 

お口の中の、歯の中のさらに細い根管(根の先で曲がっていたり、枝分かれしていることが多い)を触らなければならないので、とても難しい分野の治療です。

 

 

想像してみてください。

 

 

暗いお口の中に手を入れて、さらに直視することの難しい根管に器具を入れて中を清掃・拡大して感染源を綺麗に取り除く・・・・・・

 

大変そうですよね。

 

 

そうです、見えないところを想像しながら丁寧に治療する必要があるため、どうしても来院回数、時間が必要になります。

 

 

 

根管治療というのは歯の土台となる部分の基礎治療ですので、この部分をできるだけしっかりと治療することで、安心してかぶせ物(クラウン)を入れることができます。

 

かぶせ物は健康保険適応でも白い歯を入れることはできますが(部位や材料に制限があります)、天然歯のように見た目が自然で、汚れのつきにくい、より適合の良いものを希望されて保険適応外の歯を選択される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

例えば、セラミッククラウンを保険適応外(1本あたり10~15万円前後の病院が多いと聞いております)でかぶせたとします。

 

しかし歯の根に問題を抱えていると、せっかく高価なクラウンをかぶせたばかりでも、痛みが出たり歯茎が腫れてきたりして再治療をせざるを得ないことがあります。もちろん保険内でクラウンを入れたばかりでも痛みがあるからとまた外して治療をするということはできるだけ避けたいですよね。

 

歯根の状態は、患者さんだけでなく私たち歯科医師もレントゲンを撮ってみないと、口の中をのぞいただけではわかりません。

 

 

 

クラウンをかぶせる前に、しっかりと歯周病治療や根管治療を受けることをお勧めします。

 

 

 

何か気になること、ご不安なことがあれば、まずは今のご自身の歯根がどうなっているのか検査をして説明してもらいましょう。

 

 

 

 

当院では、虫歯治療や歯周病治療と同じように

 

問診後に口腔内写真やレントゲン撮影(必要に応じてCT撮影も)を行い、現状および治療方法のご説明を致します。

※緊急を要する強い症状がある場合はまず応急処置を行い、後日詳しく治療の流れについてご説明いたします。

 

◆CT撮影

歯茎の中に埋まっている歯根は1本の歯に1~4本あります。

一般的なレントゲン画像は2次元なので、様々な情報が1枚の画像に集約されてしまいます。

特に根管治療が必要なケースでは、より詳細な診断が必要になることも多くあるため、CTによる3次元的な診断はとても有効です。

 

 

レントゲンなどの検査の結果、根管治療が必要と診断されたらいよいよ治療開始です。

 

 

ラバーダム防湿(これが一番大切だと思っています)

 

根管の中に細菌が入らないよう、再感染させないよう、歯にゴムのシートを被せて治療を行っています。

 

 

 

 

根管拡大にはNi-Tiファイルを使用

 

根管治療では、根管の中の神経組織や感染源を取り除くために、綺麗に拡大・清掃する必要があります。

一般的にはステンレススチールファイルという、硬いファイルを使用して治療を受けることが多いと思います。

当院では、湾曲している根管の拡大・清掃には、形状記憶合金のニッケル-チタン(Ni-Ti)ファイルを使用しています。柔軟性のある器具を使用することで、本来の根管の形をできるだけ変えないようにし、必要なところだけを削ることで、できるだけご自身の歯根にダメージが少ないよう治療を行います。

 

 

 

 

徹底的な根管洗浄

 

ラバーダムをしているので、治療中に唾液中の細菌が根管の中に入るのを防ぐだけでなく、根管の中を消毒する強い薬剤もお口の中に漏れないようにして安全に使用することができます。

感染している根管治療の成功のカギは、この根管洗浄です。

また、ただ洗浄液を流して洗うだけでなく、超音波振動を使って薬液を根管全体に行きわたらせたり、ニッケル-チタン(Ni-Ti)ファイルが入り込まない隙間を清掃してくれるSAF(セルフ・アジャスティング・ファイル)という、今までの歯科治療にはなかった新しい治療器具も導入しています。

 

 

 

 

 

顕微鏡を使った精密な治療

 

さらに、本来の根管とは違う方向に道ができてしまっている場合や、根の先が壊れていて特殊な器具や薬剤を使わなければならない場合などには、手術用顕微鏡を使用しています。

根管治療というのは、見えない状態で手探りで行うのが一般的ですが、顕微鏡を使うことによって根の先まで見ながら治療することが可能です。

見逃していた根管を探すことができたり、折れ込んでしまった治療器具を除去したりと、肉眼で治療をしていた時に比べ、格段に治療の精度が上がりました。

 

 

 

 

 

 

緊密な根管充填

 

根管の洗浄が終わったら根管の中を埋める必要があります。これを根管充填と言います。

歯根の状態は人それぞれで、

湾曲していたり、根の先で分岐していたり、根の先が壊れて太く開いてしまっていることもあります。

さまざまな状態に合わせて充填する材料を使い分け、3次元的に緊密に封鎖を行い、再度細菌感染が起こらないように注意して治療を終了します。

 

 

以上に挙げたこと以外にもたくさんの細かいことに気を配りながら、痛みや腫れがなくなるよう、そして再治療の必要がないように、できるだけ今ある歯根を大切に、ご自身の歯で美味しくお食事ができるようにとの思いで治療を行なっています。

 

 

 

根管治療が不十分で、時間とともに感染が広がり、場合によっては抜歯をせざるを得ないという状態になることもあります。

 

 

一度治療したから大丈夫ではなく、一度治療した歯はあくまでも修復してあるだけで、元に戻ったのではありません。

 

 

久しく定期健診を受けられていない方、たまに気になるところがあるけれど放置している方、ぜひお早めに歯科医院へ行かれてくださいね。

 

 

歯の土台である歯根の治療でお役に立てる佐藤歯科クリニックでありたいと、日々研鑽を積んでいます。

 

 

もちろん、歯が残せなかった場合のインプラントについてもしっかりと診断・治療を行なっています。

マイクロスコープ(顕微鏡)を使った歯科治療について

顕微鏡歯科学会認定医、歯科医師の佐藤美香です。

 

 

 

2009年よりマイクロスコープを使用した歯科診療を行っています。

 

細かい治療をする私たち歯科医師にとって、治療する部位がきちんと見えるか見えないかというのは非常に大きな問題で、

 

施す治療内容がその歯の将来を決めてしまうこともあると考えています。

 

 

 

当院では繊細な治療に最適なカールツアィス社のプロエルゴという機種のマイクロスコープを導入しており、

 

マイクロスコープを使用すると歯を約20倍まで拡大して見ることができるので、肉眼では見えないとても細かな部分を見ながら治療することが可能です。

 

内視鏡ではないのですが、胃カメラをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

 

 

 

 

 

特に私が専門としている根管治療という分野は、ほとんど肉眼で見ることができない歯の内部を触る必要があるため、今まで手指の感覚を頼りに治療せざるを得ませんでした。

 

 

しかし、マイクロスコープを使用することで、根管(神経が入っている部分)の中を大きく拡大して見ながら治療をすることが可能なため、

 

健康な部分はできるだけ削らないようにしながら、

 

 

 

今まで肉眼では取り残していた感染源を除去できたり、大きく壊れてしまった根尖(根の先)を内側から封鎖したりと、天然歯を最大限保存できる可能性が高くなりました。

 

 

 

 

そのほかにも、見えづらい部分の虫歯や歯石を発見したり、

 

かぶせ物の適合を確認したり等、当院では毎日マイクロスコープがフル稼働しており、

 

今ではマイクロスコープ無しでの診療は考えられないほど、診療のスタンダードとなっています。

 

 

 

 

マイクロスコープを使った口腔内のチェックは保険内で行なっておりますが、その後の治療内容によっては自費診療となることもあります。

 

 

 

セカンドオピニオンなどで、お電話にてご自身の治療方法についてお尋ねをいただくことがありますが、同じような症状でも、お一人お一人今までの経過や原因が違えば治療法が変わってきます。

 

 

 

実際にお口の中を見せていただき、レントゲンやCT撮影による詳しい検査を行った上でカウンセリングを行っていますので、何かお口のことでお困りのことがございましたら一度お電話にてご予約いただき、ご来院ください。

 

 

 

また、初診の方で来院当日に顕微鏡を使用した虫歯などのチェックを希望される方は、お電話にてその旨お伝えください。

年末・年始 休診のお知らせ

年末・年始の休診についてお知らせいたします。

◆12月29日(金)〜1月3日(水)まで休診となります。

※1月1日(月)午前8時〜1月2日(火)午前0時は休日診療当番医となっています。

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